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仏陀再誕 The REBIRTH of BUDDHA

映画『仏陀再誕』は、幸福の科学出版によるアニメ映画で、2009年10月17日公開。書籍『仏陀再誕』と、講演会法話『仏陀再誕』を基本ベースにして、大川宏洋により新たなストーリーで2008年夏に脚本化され、製作された。幸福の科学出版の6作目の劇場用作品である。アニメ映画としては5作目。

日本のロードショー上映館は235館以上。配給は東映系を中心に複数。海外でも劇場公開の予定で、12ヶ国語の外国語字幕版と6ヶ国語の吹き替え版を制作。インドのデリー、アウランガーバード、ブッダガヤなどで先行上映会が行われた。2009年9月26日と27日の2日間、ヒンディー語の字幕付き映像で上映され、約3500人の観客数であった。日本国内でも外国人向けで英語字幕版が上映され、また耳の不自由な方向けに日本語字幕版が上映された。

テレビCMも放送され、関東圏東京キー局では幸福の科学出版の映画として1994年の映画「ノストラダムス戦慄の啓示」以来15年ぶりのテレビCM再開で、日本テレビ、テレビ東京をはじめ全国の民放で流れた。興行通信社調べによる全国映画動員ランキング(2009年10月17日・18日)で2位。また、2009年10月24日、NHKは総合テレビで「日本の祭2009 徳島阿波おどり」を放送した際、会場内の広告看板のうち、この映画のものにのみぼかし処理をして放送した。

監督 石山タカ明
脚本 大川宏洋(おおかわ ひろし)
製作 幸福の科学出版
製作総指揮 大川隆法
出演者 子安武人
小清水亜美
吉野裕行
置鮎龍太郎
三石琴乃
銀河万丈
白石涼子
三木眞一郎
音楽 水澤有一
配給 東映系ほか
公開 2009年10月17日
上映時間 114分
製作国 日本

お気に入り

    物語

    はるか昔、2500年前、あのインドにおいて、王子として生まれたゴータマ・シッダールタは人生の答えを探し求めて、その国も地位や名誉も妻子をも 捨てて、出家し修行の道へと入った。そして流浪の6年ののち、ついに人類最高の悟りを得て「仏陀」となった。仏陀となったゴータマはその生涯をかけて、心 の教えを説き、さまざまな人々を苦しみの境地から救っていった。それから幾多の月日が流れ、荒廃した現代の世を救うために、「仏陀」はこの地に再誕する。

    桜岡女子学園の高校2年の教室、倫理社会の授業中に居眠りで山田先生に注意される女子高生の天河小夜子(あまのかわ さやこ)。ここで2500年前ゴータマ・シッダールタの人生が教科書に出てくる。

    新聞記者の金本に憧れる彼女は、自身もジャーナリストを目指していた。ある日、その金本は汚職事件に関するガセネタをつかまされて誤報を出してしまい、これを苦にしてホームから電車に飛び込んで自殺してしまうのだった。

    その死亡のニュースを聞いてショックを受けた小夜子は、精神的なショックから、そのときから霊が見えるようになってしまい、困惑した日々を送ってい た。ある日、金本が自殺したところの駅のホームで、あやうく電車にひかれそうになる。その瞬間、小夜子を救ったのは、大学生の海原勇気 (うなばら ゆうき) だった。小夜子は、ふとあることで知った「ある言葉」に興味をいだきつつ、心配して「行くな」と止める彼の気持ちをよそに、放送番組で知った「仏陀」と名 乗る人物の会合に行くことにした。

    しかし、真実を求めて見えない世界の中をさまよいはじめた小夜子には、次々と恐ろしい魔の手が襲いかかる。

    登場人物

    空野太陽(そらの たいよう)、(声:子安武人)
    心の教えと、真実の世界観を説く若き気鋭の宗教家で、33歳。真理流布の団体「TSI」を主宰し、全国で精力的に講演をしている。本編の中では日比谷公会堂が講演会場として出てくる。瞬太の奇妙な病気を治すため、TSIのメンバーと病院に行き「エルカンターレヒーリング」を行って回復させる。
    天河小夜子(あまのかわ さやこ)、(声:小清水亜美)
    本編の主人公[13]。 名門・桜岡女子学園の高校2年生、17歳。好奇心旺盛で学校の新聞部に所属し、ジャーナリストを志している。あこがれの新聞記者、金本得三の自殺事件の報 道を聞いた日をさかいに、霊がみえるようになる。金本の自殺場所のホームで引き込まれそうになったり、金本のあの世での裁判で「仏陀が再誕している」との 言葉が耳に残り、仏陀を探し、あの世など本当の世界の真実を求めてゆくことになる。そして、空野に対し「なんで霊が見えるようになったか」と問い、空野か ら「君にも使命があるのかもしれない」と告げられる。
    海原勇気(うなばら ゆうき)、(声:吉野裕行)
    大学3年生、21歳。小夜子の危機に遭遇し、彼女を助ける。素直でないが、やさしくてまじめな性格。車は赤色のアウトビアンキ・A112を 所有しており、劇中に数回登場している。小夜子から告白され付き合うようになるが、TSIの活動を小夜子に説明できずによそよそしい態度で一時疎遠になっ ていた。後に瞬太の病気がTSIにより回復したことを知り、TSIのことを隠していた自分が恥ずかしいと小夜子に話したことでよりを戻す。
    天河瞬太(あまのかわ しゅんた)、(声:白石涼子)
    小学生。小夜子の弟で、元気で天真爛漫。いろいろなことに興味津々で、いつもデジカメを持ってスクープを狙っている。操念会に行く小夜子を追跡した際、変な病気になってしまうが、空野の力で助けられた。
    木村真理(きむら まり)、(声:三石琴乃)
    女優、28歳。小夜子のあこがれの対象で、真理の劇舞台には小夜子は必ず行っている。劇団を立ち上げ運営していたが次第にうまくゆかず、一時荒井 東作の宗教団体に入り再起をかけるが失敗。空野の教えに出会ったことで立ち直り、現在はTSIの中核メンバーとなっている。大和テレビの番組でレギュラー を務める。
    ハリー・バドソン、(声:置鮎龍太郎)
    オーストラリアからの留学生、24歳。霊感があり、とても明るい性格。TSIのメンバーで、瞬太の病気を治すときに空野の補佐を務め、悪霊を自身に憑依させる。将来の夢は、祖国で仏法真理を広めること。
    天河一平(あまのかわ いっぺい)、(声:掛川裕彦)
    医師、55歳。小夜子の父で病院の院長。完璧主義の気持ちが強く、霊の話を非科学的だと否定しているが、自分自身が癌になっているのを家族に隠し ていた。後に空野に「あなた、癌なんでしょ」と見抜かれてしまう。空野の言葉によって自身の心を変え、人生に出くわす困難・試練を自分の人格を磨く砥石と して理解し、自己を責めるのをやめ完璧主義を捨て再起を誓う涙を流すと癌は自然治癒した。映画エンドロールの3年後の映像場面では健康そうな姿を現している。
    小夜子の母(声:伊藤美紀)
    名前は不明。専業主婦。
    金本得三(かねもと とくぞう)、(声:安元洋貴)
    新聞記者、45歳。小夜子の父の友人で、小夜子の憧れの人。政治家の汚職事件をスクープするが、ガセネタをつかまされて誤報を出してしまい、これ を苦にして自殺してしまう。自殺後自縛霊となりその駅のホームで小夜子に取り付き、危うく彼女を事故に遭わせそうになった。霊界の入り口での裁判所のよう なところで説得を受けるが、聞き入れずに落ちてゆく。
    荒井東作(あらい とうさく)、(声:銀河万丈)
    大宗教「操念会」の会長、46才。強い霊能力の持ち主。権力と恐怖でのみ人々を支配できると考えている。その支配欲から実は覚念の霊にとり憑かれており、念力を使い社会混乱を巻き起こしそれに乗じて征服をたくらむ。
    駒山たけし(こまやま たけし)、(声:千葉繁)
    荒井東作の部下。荒井の指示で、様々な計画を実行する。
    覚念(かくねん)、(声:三木眞一郎)
    謎の僧侶。死後、地獄からこの世の人々の心をもてあそぶかの様に操ろうともくろみ、荒井東作に憑依していたが、東京ドームでの空野との対決で正体を現す。
    老婆のシャーマン、(声:真山亜子)
    謎のシャーマン。その能力を買われテレビに出ているが、駒山の操作で口を封じられる時もある。荒井ら操念会のテレビジャックに対して、小夜子たちの行動を助ける。
    霊界の裁判官、(声:西村知道)
    自殺した金本の生前の「思いと行い」を判定し、天国行きか地獄行きかを決める霊界入口の裁判所の裁判官。
    山田先生(やまだ せんせい)、(声:島本須美)
    小夜子の学校、名門・桜岡女子学園の先生。社会科担当。小夜子のクラスでは倫理社会の授業をする。
    かおり、(声:柳井久代)
    麻美(あさみ)、(声:青山桐子)
    里奈(りな)、(声:大本眞基子)
    この3人は小夜子の学校の同級生で新聞部員。
    友子(ともこ)、(声:雪野五月)
    小夜子の学校の同級生で放送部員。

    過去の、幸福の科学出版作品のアニメのキャラクターも随所に顔を出す。

    用語・アイテムなど

    TSI (ティー・エス・アイ)
    空野太陽の主宰する真理流布の団体。T(太陽)S(空野)I(institute)を意味する。
    NBK放送
    荒井東作らによってジャックされてしまう国営放送。
    大和テレビ (やまとてれび)
    木村真理のレギュラー番組がある民放テレビ局。東京キー局。
    アウトビアンキ・A112
    海原勇気の車。イタリアの自動車メーカーであるアウトビアンキが発売していたハッチバック車。フロントは4灯仕様。1985年生産終了でレトロでレアな車。
    東京スカイツリー
    2011年12月(遅くても2012年早春)に竣工の、東京タワーに代わる電波塔。空野太陽はここから想念を送り出していた。

    スタッフ

    • 原作・原案:大川隆法『仏陀再誕』
    • 企画・脚本:大川宏洋
    • 監督:石山タカ明
    • 音楽:水澤有一
    • キャラクターデザイン:佐藤陵、須田正己
    • 美術監督:佐藤勝
    • 編集:古川雅士
    • 音響監督:宇井孝司
    • VFXクリエイティブ・ディレィター:粟屋友美子
    • VFXスーパーバイザー:オリバー・ホッツ
    • アニメーション・プロデューサー:藤田健
    • アニメーション制作:グループ・タック
    • 配給:東映
    • 制作:幸福の科学出版

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